この記事では日本の仮想通貨取引所の中でNFTゲームやブロックチェーンゲーム(BCG)をするための海外取引所との兼ね合いも良く使い勝手が良いGMOコインの開設からバイナンスへの送金方法までを初心者でも分かりやすく解説します。

NFTゲームをするのに必要のない短期トレードやFXなどは解説していないので初心者でこれからNFTゲーム、BCGをしたいなと言った人は参考にしてね!
GMOコインの口座開設に必要なもの
まず初めにGMOコインの口座アカウントを開設するのに以下のものが必要です。
メールアドレス
まず初めにメールアドレスが必要になります、このメールアドレスにGMOコインから様々な連絡を貰う事にもなりますので紛失したり確認が出来なくなる可能性のあるメールアドレスではなく、しっかり管理出来るメールアドレスで登録しましょう。
電話番号
2段階認証で使用する電話番号が必要です。
メールアドレスと電話番号の2点で認証して取引や出入金をおこないます。
本人確認書類
GMOの口座開設には18歳以上の本人確認書類の提出が必要です。
GMOコインでは18歳未満の人は口座開設を原則出来ません。未成年口座はありますが今回は割愛します。
後述しますが本人確認にはかんたん本人確認と画像アップロードの2通りの方法があります。
どちらで本人確認をするかによって少し必要な書類は変わります。
かんたん本人確認の場合は
・運転免許証
・個人番号カード(マイナンバーカード)
・住民基本台帳カード
顔写真付きの上記三点のうち一つが必要です。
画像アップロードの場合は上記3点も含めた
・各種健康保険証
・パスポート(日本国が発行する旅券)
・住民票の写し
・住民票記載事項証明書
・印鑑登録証明書
のうちの2つをアップロードする事になります。
GMOコインは危険??信頼性について
電話番号や個人情報を含む様々な書類を提出するにあたってGMOコインの信頼性が気になります。
GMOコインは100社以上を抱えるGMOインターネットグループが運営している仮想通貨取引所で2016年に設立後一度もハッキングに関連する不祥事を起こしていません。
同じグループ企業の知名度の高い「あおぞら銀行」や「GMOクリック証券」と言ったグループ会社と連携をしており、資産を守るセキュリティのノウハウは十分と言えます。
また2020年には資金力やセキュリティなど様々な面において銀行と双璧を成すほどの基準が必要な「第一種金融商品取引業者」の認可を金融庁から受けているので安心して利用できる取引所です。
GMOコインの評判やデメリットについて
スプレッドが大きい
GMOコインはトレードをする際のスプレッドが大きいです。スプレッドは取引をする際の買値と売値の差のことです。スプレッドが大きい高コストであり、私たちにとっては不利になります。
ですが海外に送金したりNFTゲームをするにあたってあまり関係ないデメリットだと思っています。
メンテナンスが多め
他の日本の取引所が深夜帯にメンテナンスをおこなう事が多いのに対してGMOコインは水曜日の午後3時から4にメンテナンスを実施していて、緊急メンテナンスも少ない方ではないです。
トレードをおこなう訳ではないのであれば使用する頻度も高くないので、そこまで気になりませんがブロックチェーンゲームの通貨も相場変動が激しいのでいざと言う時は困る可能性もありますよね。
お知らせメールが多い
お知らせメールが多かったり配信停止が出来ないといった声を見かけましたが、実際に私が使っていてうっとうしいと思う事はありません。
後普通にメールも分類ごとに選んで配信可否の設定も出来ます。
最低出金額が少し高い
GMOコインの最低出金額は1万円と少し他の料金所に比べて割高です。
仮想通貨では取引の回数だけ様々な手数料が掛かってしまう事が多いので、あまり1万円以下の出金をする事はないのですが、1から仮想通貨を始めるのであれば極少額で仮想通貨を触ってみたいといった人も多いと思うのでここは少しデメリットだと思っています。
GMOコインで購入出来る仮想通貨
GMOコインで購入出来る仮想通貨は以下の22種類です。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- ステラルーメン(XLM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- オーエムジー(OMG)
- テゾス(XTZ)
- クアンタム(QTUM)
- エンジンコイン(ENJ)
- ポルカドット(DOT)
- コスモス(ATOM)
- メイカー(MKR)
- ダイ(DAI)
- シンボル(XYM)
- モナコイン(MONA)
- FCRコイン(FCR)
- カルダノ(ADA)
- チェーンリンク(LINK)
- ドージコイン(DOGE)
ドージコインに関しては販売所のみで取引所では21種類になります。
海外取引所を利用するのであれば基本的には取引所でXRPを購入しますが、GMOは国内取引所では取扱通貨もトップレベルで多い取引所です。

国内取引所ではGMOから直接購入するのを販売所、GMOが仲介して通貨を保有している人から購入するのを取引所で行うんだ!個人間の方が安いのでよほどの事がない限りは取引所で購入するようにしよう!
GMOコインの口座開設手順について
次にGMOコインの開設手順を画像付きで開設します。
まず公式サイトにいきます。

口座開設フォームにメールアドレスを入力して「私はロボットではありません」にチェックを入れて口座を開設するボタンを押します。
メールをチェックして来たメールに添付されているリンクを押すとパスワード設定画面に行きます。
そこで忘れないような自分だけが分かるパスワードを設定します。

先ほど設定したメールアドレスとパスワードでログインすると電話番号による2段階認証をおこないます。

電話番号を入力してコード送信のボタンを押すとSMSで認証の6桁の番号が送られてくるので入力します。

個人情報の入力
認証が終了したら開設申込へ進むを押して必要な情報を入力していきます。
必ず身分証明書と相違ないように入力を行いましょう。
次に取引に関する情報を入力していきます。ここでの情報はよほどひどくなければ問題ないです。

進んでいくと「お取引の目的」の項目があります、そこで暗号資産の取得、保有及び処分と暗号資産レバレッジ取引のための2点にチェックをします。
その後に続く投資方針を「レバレッジ取引で、積極的に収益を求めたい」を選ぶ。
利用する取引を「現物、レバレッジ取引」を選ぶ。
未公開の重要情報を知れる立場に「該当しない」を選びます。



分からなくて間違えてレバレッジ取引してしまった!って事はないのでとりあえず上記を選択して問題ないよ!
どうしてもいやな人はレバレッジの項目をはずそう!
全て入力し終わったら最下部3点を確認してチェックをして入力内容の確認画面へ
情報に差異があると審査もなかなか出来なくて大変なので必ず間違いがないかを確認しましょう。
問題がなければ口座開設申込を押して進みます。
本人確認(KYC認証)


本人確認には2通りの方法があり、免許証や写真付のマイナンバーカードがある人はかんたん本人確認が良いです。
指示に従いながら写真撮影を行う事で少しの時間の後に口座開設コードが送られてくるのでそれを会員ページへログイン後の会員ホームで口座開設コードを入力して2段階認証をおこなったら口座開設完了です。
画像2点をアップロードの場合は後日郵送で送られて来る書類に口座開設コードが記載してあるのでそちらを入力して口座開設を完了します。
GMOコインで仮想通貨の購入方法
日本円の入金
取引が出来るようになったら、まず初めに日本円を入金します。

GMOコインへの入金方法は「即時入金」と「振込入金」の2通りがあります。
インターネットバンキングで即時入金を利用する場合は以下の5つの金融機関で入金しましょう。
- GMOあおぞらネット銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- PayPay銀行
- ゆうちょ銀行

上記の金融機関以外で即時入金をしてしまうと入金額相当の仮想通貨を7日間外部に送付出来ないと言う制限が掛かってしまいます。
これは例えば10万円分入金をしたとします。
ビットコインをその10万円分で購入しても「その購入した分のビットコインはGMOの口座から7日間移動が出来ない」と言う制限が掛かります。
GMOで購入した仮想通貨が目的であればそのまま購入してGMOの口座で保管していれば良いので問題ありませんが、海外取引所の利用やブロックチェーンゲームをプレイするのが目的であればこの7日間の足止めは困りますよね。
ですから振込に行くのに1,2日要しても結果的に早く動けるので上記5つの金融機関がない人は振込で入金を行いましょう。

仮想通貨の購入
GMOコインに日本円を入金出来たら次に仮想通貨を購入します。
ブロックチェーンゲームをするのであれば海外取引所に送金するのが目的なので今回は王道であるリップル(XRP)で解説します。

リップルはビットコインやイーサリアムに比べて手数料がとても安いからある程度まとまった仮想通貨を動かす時はリップルを経由する事でお得に仮想通貨の移動が出来るんだよ!
会員メニューから現物取引所を選びます。※手数料が高いので販売所は選ばない事

次にリップルを選択して取引画面で入力をしていきます。
取引画面で抑えておきたい部分を解説します。

画像で表示されている表は青が売り、赤が買いたい人の金額を示しています。
上記画像であれば「50.506円で10リップルを売っても良い」と言う人と「50.505なら300リップルまで買っても良い」と言う人がいることになります。
真ん中の黒い部分が最後に実際に取引が成立した金額です。

- 現在のリップルの相場(最終取引成立金額)
- 今すぐ買える値段で買う=成行、値段を指定して買う=指値
- リップルを売る、買う
- 購入する数量
- 指値=いくら以下なら買う、逆=いくら以上に上がったら買う
- いくらで買うかの指定金額
リップルであれば流動性(売買取引の成立量)が多いので成行でも問題ありませんが、成行はどんなに高くても指定した数量を安値から順に最短で買い切るので50.400円で売りたい人の次が100円だった場合は一気に購入金額が上がってしまう可能性もあります。
少量であれば問題になる事はありませんが、多い数量を購入する場合は相場近辺や早く買いたい場合はその少し上の金額で指値で購入する方が無難です。
必ずこの取引画面は確認して特に「数量」と「注文レート」は打ち間違いのないように購入するようにして下さい。最初は少量で試しに取引するのも良いかもしれません。
無事に購入出来ると会員ホームの口座情報にリップルが表示されます。

GMOコインまとめ
GMOコインはメタマスクや海外取引所に出入金する際も手数料が無料なのでGMOコインは仮想通貨をしていくのであれば必ず利用したい仮想通貨取引所だと思っています。
現在はブロックチェーンゲームや草コインなどで遊ぶためには日本は仮想通貨では世界に一歩遅れを取っているので海外取引所がメインになってしまいますが、GMOコインは国内でトップレベルで取り扱っている仮想通貨の銘柄も多く、今後も成長が期待出来る仮想通貨取引所です。