あまり日本では聞かない海外仮想通貨取引所MEXC (エムイーエックスシー)は、2018年4月にシンガポールで設立された比較的新しい海外仮想通貨取引所です。
取扱通貨も非常に多く、上場スピードも速いため人気があり、BINANCEなどに上場していない草コインも多く取り扱っています。
最大レバレッジ125倍のデリバティブ取引をはじめ、さまざまなサービスが展開されていて新興仮想通貨の種類も多いという特徴があります。

最大の125倍で取引できるのはBTC/USDTのみだけどレバレッジ125倍は初心者には危険すぎるので使わなくてもいいと思う・・・!
上記のような特徴からMEXC(エムイーエックスシー)はユーザー数が700万人以上いる世界的に信頼性のある大手の人気仮想通貨取引所です。
私はメインで使っている取引所はバイナンスですが、実際に私も利用してみたら翻訳なども綺麗でとても使いやすかったです。
もし今後日本人がバイナンス利用を制限されるような事があればメインにしようと思っている取引所の一つです。
MEXCの独自トークン
MEXCにはバイナンスで言うBNB、バイビットで言うBitと同じように「MX」という取引所発行の独自トークンがあります。
利用または保有しているとIEOやエアドロップイベントに参加出来たり、上場させたい通貨に投票出来たりします。
投票する事で上場時その通貨を安く購入する事も出来ます。
また、保有数や利用数に応じて取引手数料も割引されたりと様々な特典があります。
通貨価値自体も安定しているのでBNBほどは難しくても今後も伸びていく可能性があるトークンです。

IEOは「Initial Exchange Offering」といって仮想通貨発行者が交換業者を介して「仮想通貨」を上場させ、投資家から資金を集める仕組みのことだよ。
ここではあまり触れないけど他にもICOやSTOといった資金調達方法があるんだけどIEOは仮想通貨取引所のサポートを受けてトークンを販売する形態でICOよりも安全性が高いんだよ。
MEXCの信頼性について
金融サービスを「業」として行う場合に各国の財務省や金融庁にあたる機関の審査を経て承認を受ける「金融ライセンス」というものが必要です。
その金融ライセンス取得の審査が緩くないスイスやカナダ、そしてアメリカなどを筆頭に各国で主要なライセンスを取得しています。
また複数の投資会社やブロックチェーンプロジェクトともパートナーシップを結んでおり最近日本で勢いのあるバイビットとも提携しています。
コインマーケットキャップが発表している料金所のスコアも2022年執筆時点で日本で人気のある海外取引所のBybitは38位、liquidは23位に対してMEXCは16位となっており、私も含め700万人が利用している信頼性の高い仮想通貨取引所です。
MEXCのデメリットと注意点
MEXCのデメリットとして挙げられるのは取引手数料が高いと言った点があります。
細かい率量は省きますが、バイビットやバイナンスは現物取引が0.1%に対してMEXCは一律で0.2%となっており、MXを利用して20%の割引したとしても上記の2つの取引所に比べて少し高めです。
ただ取引金額に対してなので数百万~の大きな資金を動かすような場合を除いて誤差だと思っています。
上記の取引通貨によって率量が変わったりとかを考えたりするのであれば一律0.2%は分かりやすいと思います。
その他アプリだとロングやショートと言った信用取引にあたるデリバティブ取引が出来ない、日本語が不自由などと言った意見も見かけましたが手数料も含めてNFTゲーム、BCGをメインに行っている私は一切不便だと思う事はありません。
一つだけ良い所でもありますが、MEXCは初期はメールアドレスだけでアカウントが作成出来ます。
そのままだとメールアドレスとパスワードだけでログインや取引が出来るため、必ず2段階認証などを設定しないと危険なので、慣れてない人は必ず設定を忘れないようにする必要があります。
MEXCの口座開設、登録方法
まずは、こちらのMEXC公式サイトにアクセスします。
メールアドレスor電話番号のどちらかを選択して入力し「コードを送信」をクリックしましょう。

パズル合わせの認証画面が出るので画面上部に描かれているものと同じ形のピースが画像に入っているので上部に描かれている順番にピースをクリックしましょう。

パズルに正解すると、入力したメールアドレスないし電話番号宛にメールが届きます。
メールに送られる認証コードを入力して利用規約を読んだらチェックを入れて次へ。

次に自分で設定するパスワードを設定して口座開設は完了です。
アカウント開設後について
次にMEXCのアカウント開設後に推奨したい設定について解説します。
2段階認証
上記でも話しましたが、MEXCはメールアドレスだけでもアカウントが開設できます。
ですがメールアドレスとパスワードだけで色々出来てしまうので流石にセキュリティ面でもかなり危険です。
私は利便性を考慮してGoogle認証は入れていませんが可能であればGoogle認証、最低でも電話番号とメールアドレスの2点で設定した方が良いので上記どちらかは設定しておきましょう。


アンチフィッシングコード
アンチフィッシィングコードは任意の2~6文字を設定する事でMEXCから送られてきたメールなのか、フィッシング詐欺で送られてきたメールなのかを見分けるための設定です。
最近はメールで誘導してメタマスクなどのウォレットを接続させてウォレットに入っている仮想通貨を抜き取るといったフィッシング詐欺が横行しているので設定しておいた方が良いです。
本人確認書類の提出
免許証などの本人確認書類をMEXCに提出(KYC)をします。
このKYCをしなくても現時点で取引や1日に20BIT(ビットコイン)までの出入金が可能なので普通に利用する分にはそこまで困る事はありません。
一日に数百万円以上の取引や出入金を行う予定のある人はする事で上限を上げる事が可能です。
また、他の取引所では当たり前に行うKYCなので今後MEXCでも義務付けられる可能性はあります。
万が一トラブルがあった際のサポートや対応をしてもらう場合にしておいて悪い事はないので面倒でなければしておいて損はないです。
ちなみに私はしていません。
MEXCまとめ
MEXCはブロックチェーンゲーム、NFTゲームをする際に上場スピードも速く、キャンペーン企画も多いのが魅力です。
草コインやブロックチェーンゲーム通貨も多く上場しているのでゲームが盛り上がりそうだからロング、下火だからショートと言ったデリバティブ取引や先物取引をするといった使い方も出来ます。
海外取引所なので日本円には対応していませんが、仮想通貨の入金やクレジットカードでの通貨購入が可能となっています。
準備すれば手間の掛かる認証は後でもメールアドレスだけですぐに取引可能なのも強みです。
BCGや草コインで遊びたいなといった人は開設しておきたい取引所の一つですね。